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宗吾霊堂紫陽花まつり

6月の花、紫陽花を堪能できるまつり

宗吾霊堂紫陽花まつりは、千葉県成田市にある宗吾霊堂で毎年6月に開催されているイベントです。
敷地内には7,000株を超える紫陽花が植えられているあじさい園があり、イベント期間中には従来品種に加えて外来品種なども楽しむことができます。

紫陽花の花は、6月の花として知られています。
日本は6月になると雨が多く降る梅雨の時期を迎えますが、宗吾霊堂でも赤紫や白、青など色とりどりの紫陽花が咲き並び、この時期には観光客の目を楽しませてくれます。

宗吾霊堂紫陽花まつりへのアクセスは、マイカーでも電車でも便利です。
電車を利用する際には京成電鉄の宗吾参道駅を下車して徒歩12分で宗吾霊堂へ着きますし、マイカーなら東関自動車道の佐倉ICを降りて約20分程度で到着します。
境内には専用の駐車場があるので、駐車場所の確保という点でも安心です。

なお、敷地内にはトイレの設備も完備されています。
安心して足を運べるという点も、嬉しい魅力と言えます。
寺院の中にはトイレ設備が完備されていない所も少なくありませんが、観光客が多い宗吾霊堂では紫陽花祭りの時期に限らず常設トイレがあります。

宗吾霊堂紫陽花まつりの見どころ

宗吾霊堂紫陽花まつりには、たくさんの紫陽花が植えられています。
その一つ一つにはそれぞれ特徴があり、異なる表情を見せてくれます。
どんな品種の紫陽花が植えられているのかを楽しみながら散策できることは、このイベントの一番の醍醐味と言えます。

その中でも柏葉あじさいは国内でもレアな品種と言われているもので、まとまった数の柏葉紫陽花を鑑賞できるのは宗吾霊堂の他にはないと言われているほどです。
白い花弁は長い茎に鈴なりにつけ、まるで神楽を舞う時に用いる神楽鈴のような情緒や風情をイメージさせてくれます。

宗吾霊堂紫陽花まつりが開催される宗吾霊堂は、桓武天皇の時代に戦没者の供養を目的として建立された寺院です。
敷地内には、江戸時代に地域の飢饉から人々を救うために当時の将軍だった徳川家綱へ直訴して、結果的に処刑された義民佐倉宗吾の処刑場跡地もあります。
紫陽花祭りに足を運んだ際には、ぜひ境内内の他の寺院にも足を運んでみてはいかがでしょうか。

宗吾霊堂紫陽花まつりが行われているのは、宗吾霊堂です。
この寺院がある成田市は紫陽花が市の花にも指定されていて、市内の至る所で紫陽花を堪能できます。
市内には、他にもさくらの山公園や乗願寺のように紫陽花で人気の観光スポットもあります。

それぞれの観光スポットごとに、咲いている紫陽花の品種が異なります。
宗吾霊堂紫陽花まつりに足を運んだ際には、ぜひ市内に咲き誇るたくさんの紫陽花を堪能してはいかがでしょうか。