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白髪を見つけた時のケア方法

白髪を抜くのはNG!その理由と対処法とは?

年齢と共に白髪が目立ってくる、という人は少なくありません。
1本や2本ぐらいなら抜いてしまうのが楽かな、と考える人は多いでしょう。
しかし、白髪を抜くと毛根がダメージを受け、同じ毛根から生えている別の髪に影響が出てしまいます。

一つの毛根からは複数の髪が生えており、そのうちの1本を無理に抜いてしまうと他の髪の毛根が抜けやすい状態となるのです。
同じ白髪をいつも抜く習慣をつけていると、その毛根からは健康な髪も生えてこなくなり、全体的に毛量が減って薄毛の原因になってしまうかもしれません。

もしも白髪の本数が少なくて染めるほどでもないという場合には、抜くのではなくはさみで髪を根元からカットする方法がおすすめです。
この方法なら、毛根がダメージを受けることはありませんし、目立つ白髪を我慢する必要もなくなります。

シャンプー後の濡れたままはNG

白髪が気になる人の中には、定期的にヘアカラーをしている人は多いでしょう。
ヘアカラーをしている人は特に、シャンプーの後髪を塗れた状態のまま放置するのは白髪ケアという点ではNGです。

髪の表面は、いつもキューティクルが鎧のようにギュッとガードしています。
髪の内側の水分が流出しないように守っている他、外のダメージから髪を守る役割もしています。
しかしシャンプーなどで髪が濡れると、表面のキューティクルが緩み、髪の内側から水分やヘアカラーなどが流れ出してしまいます。
そうした生活習慣を続けていると、白髪染めをしても色がすぐに落ちてしまったり髪が乾燥してしまいます。

こうしたトラブルを防ぐためには、シャンプー後にはドライヤーを使って髪を素早く乾かしてあげることをおすすめします。
ドライヤーを使う際には、まずは頭頂部の毛根から毛先に向かって髪を引っ張るようにドライヤーの熱風を当てていきます。
髪を引っ張りながら乾かすことで、開いたキューティクルが速やかに閉じるのでドライヤーの熱による髪へのダメージを最小限に抑えられます。

さらに髪が8割ぐらい乾いたらドライヤーを温風から冷風に切り替えることで、キューティクルがキュッと引き締まり髪に艶が出ます。
この作業をする事で、シャンプー後の美髪を手に入れることができるでしょう。

白髪染めとパーマの同時施術はNG

白髪を染める際には、自宅でではなく美容院で行うという人は少なくありません。
その際には、白髪染めに加えてパーマも一度の来店で施術してもらう人もいるでしょう。

ただし、白髪染めとパーマの同時施術は髪へのダメージもダブルになってしまうので、できれば避けたいものです。
一度の施術で髪に与えるダメージを最小限に抑えるためには、白髪染めによって受けたダメージが回復してからパーマにするのがおすすめです。