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よみうりランド(東京都)

定番の遊園地、よみうりランド

よみうりランドは、東京の稲城市にある遊園地で、読売グループの歴史ある遊園地です。
京王よみうりランド駅、もしくは小田急の読売ランド前駅を降りるとすぐ目の前にあります。

都心から気軽に行けることもあって、昔からデートスポットだけでなく、友人同士、家族連れなどにとって定番の行楽地となっています。
ジェットコースターやローラーコースター、そして都内で唯一というバンジージャンプなどの乗り物に乗ったり、アトラクションだけでなく、レジャープールやバーベキューができる施設などもあります。

またイルミネーションなど、他の遊園地より一歩先を行く、さまざまなイベントが次々と企画され評判を呼んでいます。
毎年入場者数が増加し、5年でなんと2倍にもなっているほどです。

よみうりランドの歴史

よみうりランドは、東京オリンピックが開催され、東海道新幹線や首都高速が開業した、日本にとって、記念すべき年といえる1964年に開業をした、とても歴史がある遊園地です。
東京の中心部から見ると、郊外というイメージがまだ強かった場所を開発して作られました。

家族で楽しめる場所というだけでなく、スポーツができる施設や、文化的な施設を兼ね備えた、当時としては画期的な、一大レジャーランドでした。
当時はまだ珍しく、日本で最も長かったモノレールや、人工スキー場、ローラースケート場、野外音楽堂などありました。

さらに、重要文化財の仏像などを祀っているお堂なども複数作られました。
お堂は現在も「聖地公園」としてよみうりランドの一部となっており、ほたるの名所としても知られています。

新しい遊園地のカタチ

よみうりランドで、最もホットなのは、なんといっても2016年3月に駐車場だった敷地に、100億円の費用を投入して登場したばかりの新しい施設「グッジョバ!!」です。
これまでの遊園地はどちらかというと、乗り物でスリルを楽しむ、シアターなどを見て楽しむなど、利用者がサービスを受けるだけの「受け身」が中心でした。

しかし最近では、自分から進んで実際に体験をしてみる、能動的な施設が人気を集めています。
そういったことから、楽しみながら仕事体験など、さまざまなワークショップができる、モノづくりをコンセプトとした体感エリアとして、「グッジョバ!!」が登場したのです。

注目の施設「グッジョバ!!」

「グッジョバ!!」は、私たちの暮らしになじみが深い4つの分野の「ファクトリー」というエリアと、15種類のアトラクションで構成されています。
ファクトリーは、車の工場、文具の工場、ファッションの工場、カップ麺の工場があり、それぞれワークショップが開催されています。

遊園地にある体験施設ということで、ただ職業経験ができるだけでなく、時間制限内に参加者同士で助け合って、部品を組み立てたり、またジェットコースターのような、迫力ある乗り物で施設内を駆け抜けたりします。
エンターテイメント性、ゲーム性が強いことが特徴的です。