ペルー:インティ・ライミ

インカ帝国の子孫たちによって復活した太陽の祭り インティライミ

一度は侵略をされ、独自の文化を抑圧される時期もあった、インカ帝国。
ですが、表現の自由が認められた現代において、インカ帝国の子孫たちが行い始めた復活の働きによって、伝統あるお祭りとして蘇ったのが、太陽の祭り、インティライミです。

インティライミでは、インカ帝国の国王の復活、インカ時代の言葉や踊り服装を再現した祭りが催されており、その華やかさ、壮大さが、多くの方に評価されています。
標高三千五百メートル、インカ帝国の首都として知られていたクスコで例年祭りは行われ、数々の儀式が執り行われます。
開催日は冬至の日に行われていましたが、現在は毎年、6月24日に開催され、例年、多くの観光客が押し寄せることで知られているでしょう。

お祭りの目的は、豊作祈願、豊作感謝にあります。
その年の収穫を神様に感謝し、来年の豊作も祈願するこちらのお祭りでは、歌や踊りなど、非常に華やかにイベントが進んでいくでしょう。

見ているだけで華やかな明るい気持ちになる衣装とダンスは、インカの血が流れる人々の舞だからこそ。
脈々と受け継がれてきた文化が、現代においても、美しく残っているといえるでしょう。

インティライミならではの明るいパレード

太陽の神の子、インカ帝国校庭に続き、僧侶や新下院、貴族、庶民が続いて歩く、インティライミならではのパレードは、人気が高いといえるでしょう。
ただのパレードとしてだけではなく、老若男女問わずに非常にカラフルな衣装に身を包み、ビビッドカラーに負けないほどの熱いダンスを見せてくれる姿は美しいものです。
民族衣装だけではなく、武器や鎧、装飾品や鳥の羽などを身に着けたグループが、次から次へと駆け抜けていく様は、力強く、目に焼き付いて離れないでしょう。

観光客からもこのパレードは非常に人気が高く、パレードを一目見ようと、遠方から休暇を取って訪れる観光客も少なくありません。
ただパワフルなだけでなく、神聖な雰囲気も兼ね備えている、太陽の祭りならではのパレードは、毎年でも見に来たくなってしまうものでしょう。

お酒に注意!

インティライミはもともと感謝祭として行われている部分もあることから、人々の間で、様々な食べ物、飲み物が摂取されています。
その中でも特に地元住民から人気が高いのが、酒チチャです。
こちらのお酒はトウモロコシで作られている非常にアルコール度数が高いお酒として知られており、地元住民の間では、ぐびぐびと飲み交わされます。
ですが、慣れていない人が飲むと急性アルコール中毒になること請け合いですので、あまりお勧めはできません。
飲む際には、本当に数滴だけにしておきましょう。