ロシア:白夜祭り

ロシアの百夜を思う存部楽しむ貴重なお祭り 白夜祭り

利亜では年に一度、白夜と呼ばれる、シーズン中、空が明るく照らされている時期があります。
暗闇、夜が訪れない、日本でいうところの、秋の夜長的な存在であるといえるでしょう。

ロシアにおいてもこの白夜を利用して、芸術鑑賞を行うという趣旨が強くあり、白夜祭り開催時は、多くの場所で、様々な芸術鑑賞尾を楽しむことが出来るでしょう。
ポスター展や大道芸、花火や音楽、ダンスなど、劇場で様々な芸術舞台が繰り広げられ、長い夜を楽しく過ごすことが出来ます。

また、白夜の過ごし方として非常に人気が高いのが、オペラやバレエ、コンサートです。
5月頃から始まる白夜に合わせ、劇場では様々な質の高い作品が上演され、7月になるまで、ほぼ毎日、作品が上演され続けるでしょう。
その日によって演目は異なりますが、いずれも非常に質の高い、芸術と呼ぶにふさわしい仕上がりの作品ばかりで、この芸術に触れるために、海外から観光旅行客が訪れることも少なくありません。

幸せの赤い帆を実際に見ることが出来る

ロシアの童話として有名な、赤い帆というお話があります。
赤い帆の船を見ると幸せがもたらされると信じ続けた少女が、周囲に馬鹿にされながらも信じ続け、最後には願いが叶うという童話ですが、そんな童話をもとに、本物の赤い帆が誕生しました。
美しい赤い帆を張った船を、白夜祭のクライマックスに進行させ、美しいライトアップをバックに、悠々と川を渡る姿は非常に幻想的。
白夜祭だけではなくイベントの最後を飾るにふさわしいモニュメントとして、ロシアでは確立した存在だといわれています。

花火やイルミネーションに照らされている赤い帆は、童話を全く知らなくても、見るだけで幸せになりそうな美しさを秘めています。
現地の方たちは、願いを込めて船を見送り、お祭りのクライマックスとして、最大限の盛り上がりを見せることが多いようです。

様々なイベントが開催され、どこに行っても楽しい

百夜祭開催中は、レストランやダンスクラブなども深夜営業が基本となり、ほとんどのお店が、夜遅くまで過ごすことが出来ます。
また、マラソン大会などのイベントや、展覧会、講演会まで、幅広く活動が行われ、ロシアの人たちは、白夜を有効活用しているでしょう。

白夜の存在を全く知らないままロシアに訪れた場合、そのイベントの目まぐるしさに困惑してしまうこと請け合いです。
右を見ても左を見ても、どこもイベント気分で盛り上がっている方ばかりで、この時期は観光旅行客も圧倒的に増えることもありますので、楽しめるでしょう。
その分ホテルなどの予約が取りにくくなりますので、注意が必要です。